行動経済学入門① - 意思決定のミスを防ぐノウハウ
従来の経済学に心理学の知見を応用
行動経済学とは
私は学生時代に経済学を学びました。
合理的に行動する人間像を大前提にして成り立つ学問ですが、自分も含めて間違いだらけの意思決定をしてしまうのが人間です。
ロジカルシンキングはコンピュータやAIには通用しますが、感情を持った人間にいつも通用するとは限りません。
従来の経済学に心理学の知見を応用した行動経済学が、脚光を浴びています。
人間はコンピュータと違い、意思決定の場面で様々なミスやエラーをしてしまいます。
合理的に考えると間違っていることでも、感情の働きが大きく影響するのです。
まずは、意思決定の種類をきちんと識別しておきましょう。
そのうえで、人間が犯しやすい誤り「ヒューリスティクス」とはどういうものなのかをお伝えします。
このコースで得られるもの
- 意思決定の場面で、気をつけるべきことがわかります。
- 感情で物事を判断し、行動するリスクがわかります。
- どういう風にすれば、後悔しない意思決定ができるかがわかります。
- ビジネスの現場での不合理な意思決定の事例と背景が学べます。
- あなたが意識しないうちに犯してる過ちの原因がわかります。
こんな方にオススメ
- 仕事上で重要な意思決定を行う機会が多い人
- 事業の成功や出世の階段を、しっかりと登ってゆきたいと思う人
- 意思決定で、後悔することが多い人
- 組織において、どうしてこんな結果になるのか疑問を持っている人
- 経済学や経営学を勉強したのちに、ステップアップしたいと思っている人
優れた意思決定を行うために行動経済学の基礎をこのコースで学びましょう。
About the Instructor
1963年生まれ。香川県出身。神戸大学経済学部卒業。
1986年 松下電器産業(現パナソニック)入社。
松下幸之助の直轄部隊である経理社員として、事業計画策定、月次決算、経営課題検討を通じて事業部長の経営上の決断をプロデュースすることで、経営視点での「決断力」と経営者の動かし方を体得。
その後、経理責任者としてエアコン事業、半導体事業、本社部門で勤務。
1990年 1回目のお見合いで結婚を決断。
2013年 50歳の誕生日に起業を決断。
2014年 株式会社決断力を設立。
28年間で85個のプロジェクトに取り組み、現場での問題解決を主体的に行い、ビジネス現場で使える「決断力」(多様な人々を動かすスキル)。現場で「やりきる」コンサルタントとして、関係部門からの信望も厚い。
好きな幸之助の言葉は、「素直」「社員稼業」「雨が降ったら傘をさす」。
愛読書は、「ローマ人の物語」「蒼天航路(三国志)」「へうげもの(古田織部)」。
座右の銘は、「人生は後半戦が面白い!」。
Course content
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