だれでも先生になれる!社会人先生養成講座
子どもたちに社会人の仕事を伝えてみよう
「社会人先生」とは、働く大人のひとりとして、子どもたちに対して自らの生き方や働き方などのリアルな姿を語る「人生の先輩」のことです。
いま、小学校から大学まで、発達段階にあわせた「キャリア教育」が実施されています。
子どもたち自身が生き方やあり方を考え、自らの人生を切り拓ける力を身につけることを目標とした授業ですが、そのためには多様な職業の大人に出会うことが重要となります。
そこでこのコースでは、あなたが「社会人先生」として子どもたちに会いに行くための「自分なりの授業コンテンツ」を完成させるプロセスを解説します。
ダウンロードしてすぐに使えるテンプレートやワークシート付き。
授業へ行くにあたっての万全な準備をすることができます。
※このコースでは、小学校高学年を対象とした授業を想定しています。
※資料はPowerpointの操作ができれば問題なく作成していただけます。
このコースの詳細
自己紹介を作ろう
まずは子どもたちへ向けて、自分のことを知ってもらう準備をします。
自身の小学生時代を思い出して棚卸しをし、絵や写真も添えて「どんな子どもだったか」のイメージを表すことで、子どもたちとの共通の話題や親近感を引き出します。
仕事について説明しよう
「私はこんな仕事をしています」ということを伝えるためのスライドを作っていきます。
いま子どもたちに見えている「仕事」の世界を知り、そこから様々な背景を見せることで、子どもたちに「仕事との接点」を作り出します。
そして自分の仕事をあらゆる視点から整理し、実際にスライドとして目に見える形に起こしていきましょう。
子どもたちに伝えるためのポイントと、「NGワード」についても解説します。
やりがい・大変なことを伝えよう
どんな仕事をしているかを理解してもらえたら、「やりがい・大変さ」もスライドにして伝えていきましょう。
付属のワークシートを使って自分の仕事へ向かう姿勢を再確認し、子どもたちが興味を持つようなストーリーへと仕立てていきます。
メッセージを込めよう
授業の最後に添える子どもたちへの「メッセージ」の作り方をレクチャーします。
「人生の転機」と「自分の性格」が今の自分にどう活きているかを見せ、子どもたちの「今」と「将来の仕事」が繋がるイメージを伝えます。
「メッセージ」と言っても気負わずに、リアルな自分自身を見せるためのポイントを押さえましょう。
授業案を作ろう
子どもたちへ見せる授業スライドが出来たら、次は学校へ提出する企画書である「授業案」を作成します。
付属のシートに沿って記入箇所を解説していきますが、ここでは大人が読む書類を作るので今までとは違う視点や構成が必要です。
中学校での授業事例
学校へ配布しているマガジンの取材・編集・発行のお仕事をされている方の実際の授業風景をご覧いただきます。
学校・子どもたちのことを知ろう
なぜ学校で社会人先生が必要となったのか、「キャリア教育」についての基礎知識と、現代の学校では授業がどのように変遷しているのかを知っておきましょう。
こんな方にオススメ
- 民間企業で働いているが、学校教育に興味がある
- 経験やスキルを活かして教育支援をしてみたい
- 企業として児童教育や学校教育への協力を考えている
- 子どもたちに何かをしたいという気持ちがある
- 教育事業や社会貢献に携わりたい
現在、多くの企業が学校への出張授業を行なっています。
なぜ子どもたちが「仕事」への理解を深めることが必要なのかを知り、そして自分にとっての「仕事」を改めて考えることは、ご自身にとっても自分を見つめ直す良い機会となるはずです。
あなたの「社会人先生」デビューを、心から応援しています!
About the Instructor
キャリア教育コーディネーター(キャリア教育コーディネーターネットワーク協議会認定)・教育研修プランナー。大手通信教育会社・人材派遣会社を経て、2008年から、学校と地域・産業界をつなぐキャリア教育コーディネーターとして活動。企業による出前授業プログラム・教材の開発・実施コーディネート、PBL型・体験活動型キャリア教育カリキュラムの構築、キャリア教育コーディネーターを始めとする教育支援人材の養成講座や教員向け研修などを行う。
これまで関わってきたプロジェクトとして、練馬区「アニメ産業と教育の連携事業」事業推進(受託事業者ソシオエンジン・アソシエイツ)、中学生の職場体験フリーペーぱー「jobjob」、キャリア教育コーディネーター育成研修会講座運営、キャリア教育プログラム「イベプラ」(NPO法人ブラストビート)開発、その他、企業・学校のキャリア教育プログラム開発も多数。
Course content
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