拘縮や褥瘡をつくらないリハビリ発想と技術を身につけよう
拘縮や褥瘡をつくらない
リハビリ技術を身につけよう!
拘縮や褥瘡はなぜできるのでしょうか。どうやって廃用症候群や寝たきりになっていくのでしょうか。
寝たきりになりやすい3つの要因
①身体的要因:
病気が引き金となって出現する二次的要因
心肺機能低下・血圧調整機能低下・脱水etc.
②心理的要因:
将来の不安・老後の不安・さみしい・つまらない・どうでもいいetc.
③環境要因:
人的環境(家族・近隣住民・友人/仲間)
物理的環境(家屋構造・住環境・気候風土)
この講座では、上記の要因から寝たきりなるまでのいくつかの過程について、その原因と対処法についてお伝えしたあと、ケアの実践として拘縮のケア・関節可動域訓練・どうすれば褥瘡を防ぐことができるかについてご紹介します。
技術的な手法はいろいろありますが、介護の現場では痛みを与えない丁寧な言葉遣いが何より大切です。
介護の現場ではうまくいかないことを前提にしましょう。困ったことがあれば「助けてください」と言ってください。
この講座で学べること
- 拘縮や褥瘡は何故できるか
- 病気の不安
- 人的・物理的環境要因
- 受け身状態
- 廃用性症候群
- 座ると目が覚める理由
- 拘縮のケア
- ケアの実践
- 体の構造を理解する
- 手間は惜しまないこと
- 血液状態との関係
- 下剤の長期乱用すると
- 関節可動域訓練
- 褥瘡について
- 病院と特養の違い
- 眠りやすい方向
- 体位変換は有効なのか
- 安静時枕の設定の考え方
- 動きを制限しない
- 体圧分散は有効なのか
- 自分たちで確かめること
- 便汚染のときは
- 体圧分散の頻度
- 体位変換の角度は
- ずれ力の思い込み
- 機械の活用・手の応用
- ゆっくり丁寧に
About the Instructor
愛知県在住。
老人病院、特別養護老人ホームなどを経て、在宅施設を問わず本音でわかり易い「KAIGO」をさまざまな場で提案している。
ユニットケア導入から確立、介護の質のたて直しなどに幅広く携わり、ユーザー主体のノウハウを数多く持つ。
LSSCP(生活支援型ケアプラン)の発展した『LSSCP SYSTEMS』を情報誌「かわらばんVOL. 21』で発表。
また、病院勤務時代では『出向』の名の元に透析病院・介護老人保健施設などさまざまなタイプの医療を経験。
その後は、福祉に転進、並行して家族の要望リレーで『歩く、りはびり相談所』という地域や在宅へと駆けずり回り、
特別養護老人ホーム・グループホーム・ケアハウス・デイサービス・ショートステイ・小規模多機能・有料老人ホームと介護現場のクオリティをオールマイティに支えている。
最近は町づくりなどにも巻き込まれ、べったりとユーザーに関わり靴底を減らしている。
Course content
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